diff --git a/README.jp.md b/README.jp.md index e42c528e..a97ef765 100644 --- a/README.jp.md +++ b/README.jp.md @@ -1,6 +1,6 @@ _Only the original [README](README.md) is guaranteed to be up-to-date._ -# scrcpy (v1.17) +# scrcpy (v1.19) このアプリケーションはUSB(もしくは[TCP/IP経由][article-tcpip])で接続されたAndroidデバイスの表示と制御を提供します。このアプリケーションは _root_ でのアクセスを必要としません。このアプリケーションは _GNU/Linux_ 、 _Windows_ そして _macOS_ 上で動作します。 @@ -103,18 +103,21 @@ scoop install adb # まだ入手していない場合 brew install scrcpy ``` -`PATH`から`adb`へのアクセスが必要です。もしまだ持っていない場合: +`PATH`からアクセス可能な`adb`が必要です。もし持っていない場合はインストールしてください。 ```bash -# Homebrew >= 2.6.0 -brew install --cask android-platform-tools - -# Homebrew < 2.6.0 -brew cask install android-platform-tools +brew install android-platform-tools ``` -また、[アプリケーションをビルド][BUILD]することも可能です。 +`adb`は[MacPorts]からでもインストールできます。 +```bash +sudo port install scrcpy +``` + +[MacPorts]: https://www.macports.org/ + +また、[アプリケーションをビルド][BUILD]することも可能です。 ## 実行 @@ -184,10 +187,11 @@ scrcpy --crop 1224:1440:0:0 # オフセット位置(0,0)で1224x1440 ミラーリングの向きをロックするには: ```bash -scrcpy --lock-video-orientation 0 # 自然な向き -scrcpy --lock-video-orientation 1 # 90°反時計回り -scrcpy --lock-video-orientation 2 # 180° -scrcpy --lock-video-orientation 3 # 90°時計回り +scrcpy --lock-video-orientation # 現在の向き +scrcpy --lock-video-orientation=0 # 自然な向き +scrcpy --lock-video-orientation=1 # 90°反時計回り +scrcpy --lock-video-orientation=2 # 180° +scrcpy --lock-video-orientation=3 # 90°時計回り ``` この設定は録画の向きに影響します。 @@ -210,7 +214,9 @@ scrcpy --encoder OMX.qcom.video.encoder.avc scrcpy --encoder _ ``` -### 録画 +### キャプチャ + +#### 録画 ミラーリング中に画面の録画をすることが可能です: @@ -233,6 +239,77 @@ scrcpy -Nr file.mkv [パケット遅延のバリエーション]: https://en.wikipedia.org/wiki/Packet_delay_variation +#### v4l2loopback + +Linuxでは、ビデオストリームをv4l2ループバックデバイスに送信することができます。 +v4l2loopbackのデバイスにビデオストリームを送信することで、Androidデバイスをウェブカメラのようにv4l2対応ツールで開くこともできます。 + +`v4l2loopback` モジュールのインストールが必要です。 + +```bash +sudo apt install v4l2loopback-dkms +``` + +v4l2デバイスを作成する。 + +```bash +sudo modprobe v4l2loopback +``` + +これにより、新しいビデオデバイスが `/dev/videoN` に作成されます。(`N` は整数) +(複数のデバイスや特定のIDのデバイスを作成するために、より多くの[オプション](https://github.com/umlaeute/v4l2loopback#options)が利用可能です。 +多くの[オプション]()が利用可能で複数のデバイスや特定のIDのデバイスを作成できます。 + + +有効なデバイスを一覧表示する: + +```bash +# v4l-utilsパッケージが必要 +v4l2-ctl --list-devices + +# シンプルですが十分これで確認できます +ls /dev/video* +``` + +v4l2シンクを使用してscrcpyを起動する。 + +```bash +scrcpy --v4l2-sink=/dev/videoN +scrcpy --v4l2-sink=/dev/videoN --no-display # ミラーリングウィンドウを無効化する +scrcpy --v4l2-sink=/dev/videoN -N # 短縮版 +``` + +(`N` をデバイス ID に置き換えて、`ls /dev/video*` で確認してください) +有効にすると、v4l2対応のツールでビデオストリームを開けます。 + +```bash +ffplay -i /dev/videoN +vlc v4l2:///dev/videoN # VLCではバッファリングの遅延が発生する場合があります +``` + +例えばですが [OBS]の中にこの映像を取り込めことができます。 + +[OBS]: https://obsproject.com/ + + +#### Buffering + +バッファリングを追加することも可能です。これによりレイテンシーは増加しますが、ジッターは減少します。(参照 +[#2464]) + +[#2464]: https://github.com/Genymobile/scrcpy/issues/2464 + +このオプションでディスプレイバッファリングを設定できます。 + +```bash +scrcpy --display-buffer=50 # ディスプレイに50msのバッファリングを追加する +``` + +V4L2の場合はこちらのオプションで設定できます。 + +```bash +scrcpy --v4l2-buffer=500 # add 500 ms buffering for v4l2 sink +``` ### 接続 @@ -457,16 +534,6 @@ scrcpy -Sw ``` -#### 期限切れフレームをレンダリングする - -初期状態では、待ち時間を最小限にするために、_scrcpy_ は最後にデコードされたフレームをレンダリングし、前のフレームを削除します。 - -全フレームのレンダリングを強制するには(待ち時間が長くなる可能性があります): - -```bash -scrcpy --render-expired-frames -``` - #### タッチを表示 プレゼンテーションの場合(物理デバイス上で)物理的なタッチを表示すると便利な場合があります。 @@ -586,14 +653,14 @@ APKをインストールするには、(`.apk`で終わる)APKファイルを _s #### デバイスにファイルを送る -デバイスの`/sdcard/`ディレクトリにファイルを送るには、(APKではない)ファイルを _scrcpy_ の画面にドラッグ&ドロップします。 +デバイスの`/sdcard/Download`ディレクトリにファイルを送るには、(APKではない)ファイルを _scrcpy_ の画面にドラッグ&ドロップします。 見た目のフィードバックはありません。コンソールにログが出力されます。 転送先ディレクトリを起動時に変更することができます: ```bash -scrcpy --push-target /sdcard/foo/bar/ +scrcpy --push-target=/sdcard/Movies/ ``` @@ -634,7 +701,7 @@ _[Super]は通常WindowsもしくはCmdキー | ウィンドウサイズを変更して黒い境界線を削除 | MOD+w \| _ダブルクリック¹_ | `HOME`をクリック | MOD+h \| _真ん中クリック_ | `BACK`をクリック | MOD+b \| _右クリック²_ - | `APP_SWITCH`をクリック | MOD+s + | `APP_SWITCH`をクリック | MOD+s \| _4クリック³_ | `MENU` (画面のアンロック)をクリック | MOD+m | `VOLUME_UP`をクリック | MOD+ _(上)_ | `VOLUME_DOWN`をクリック | MOD+ _(下)_ @@ -643,7 +710,8 @@ _[Super]は通常WindowsもしくはCmdキー | デバイス画面をオフにする(ミラーリングしたまま) | MOD+o | デバイス画面をオンにする | MOD+Shift+o | デバイス画面を回転する | MOD+r - | 通知パネルを展開する | MOD+n + | 通知パネルを展開する | MOD+n \| _5ボタンクリック³_ + | 設定パネルを展開する | MOD+n+n \| _5ダブルクリック³_ | 通知パネルを折りたたむ | MOD+Shift+n | クリップボードへのコピー³ | MOD+c | クリップボードへのカット³ | MOD+x @@ -654,11 +722,17 @@ _[Super]は通常WindowsもしくはCmdキー _¹黒い境界線を削除するため、境界線上でダブルクリック_ _²もしスクリーンがオフの場合、右クリックでスクリーンをオンする。それ以外の場合はBackを押します._ -_³Android 7以上のみ._ +_³4と5はマウスのボタンです、もしあなたのマウスにボタンがあれば使えます._ +_⁴Android 7以上のみ._ + +キーを繰り返すショートカットはキーを離して2回目を押したら実行されます。例えば「設定パネルを展開する」を実行する場合は以下のように操作する。 + + 1. MOD キーを押し、押したままにする. + 2. その後に nキーを2回押す. + 3. 最後に MODキーを離す. 全てのCtrl+_キー_ ショートカットはデバイスに転送されます、そのためアクティブなアプリケーションによって処理されます。 - ## カスタムパス 特定の _adb_ バイナリを使用する場合、そのパスを環境変数`ADB`で構成します: diff --git a/README.md b/README.md index 81410b80..bd91be07 100644 --- a/README.md +++ b/README.md @@ -889,7 +889,7 @@ This README is available in other languages: - [Indonesian (Indonesia, `id`) - v1.16](README.id.md) - [Italiano (Italiano, `it`) - v1.19](README.it.md) -- [日本語 (Japanese, `jp`) - v1.17](README.jp.md) +- [日本語 (Japanese, `jp`) - v1.19](README.jp.md) - [한국어 (Korean, `ko`) - v1.11](README.ko.md) - [Português Brasileiro (Brazilian Portuguese, `pt-BR`) - v1.19](README.pt-br.md) - [Español (Spanish, `sp`) - v1.17](README.sp.md)